祝福結婚は、「死は二人を分かたない」
投稿日:2020年8月23日
結婚式のイメージと言えば、カトリック教会のチャペルで、神父さんが「死がふたりを分かつまで・・・」と語られる前で誓う、誓いの言葉を思い浮かべる方も多いことでしょう。
しかし、家庭連合の祝福結婚式では、聖婚問答と呼ばれる以下の誓いの言葉に約束を立てて出発します。
「あなたたちは、天の父母様の創造理想を完成する成熟した善男善女として、永遠なる夫婦の縁を結び、天地人真の父母様が立てられた伝統を受け継ぎ、天一国が志向する理想家庭を完成することを約束しますか?」
(注:以前には4つの誓いがあり、この誓いの言葉はそれを集約したものです。「①永遠なる真の夫婦の因縁を結ぶ②統一家の伝統を立てる③真の子女を育成する④家庭理想と天国を創建する」と言う意味が含まれています。式によっては、4つの誓いをする場合もあります。)
家庭連合の教義では、この世での死は人生の終わりを意味するものでは無く、その先に永遠の世界、霊界があり、人は死後、霊人体という肉眼では見えない体となって、祝福結婚を受けた方は、そこに行って、夫婦が一緒に永遠に生きると信じています。
ですので、祝福結婚においては、「永遠なる夫婦の縁を結び・・・」と誓うわけです。
祝福結婚を受けられて、既に夫婦のどちらかが他界された家庭で、配偶者が夢に出て来られたとか、人によっては熱烈な夫婦生活の夢を見たと証される方も多くおられます。
もちろん、祝福結婚式で誓ったから、それだけで良いと言うのではなく、永遠なる夫婦の絆を結ぶために、お互いが生涯を掛けて、努力していくことは言うまでもありません。